3日目 (2006/02/05)

今日はジェノバに本拠地を置くサンプドリアの試合に行きました。
この町&チームは昨年も訪れていて試合のチケット以外は心配なく思われました。
店長が行きたいサンプのCURVAはシーズンチケットで既に完売してしまうので入るのが容易ではないと思われます。
更に05-06シーズンよりセリエは身分証とチケットに記載された名前が一致しないと入場できないルールで運営されているとの情報があったからです。
サンプのチケットですがシーチケはICカードになっている為上記ルールだとまずいと・・・

そんな不安を抱えながらも午前中に出発。
昨日の帰路でN&H君には乗る電車等説明して有ったので無理に行動を共にしなくとも良いと考えてました。
ですので店長組は時間スレスレに電車に乗車。N&H君達は見当たらず(笑)
約2時間でジェノバに到着です。
昨年は1つ手前の駅で降りてしまい結構大変だったのですが今回はスタジアムに一番近い駅に到着。
店長「あれ?あれ?この駅見たことある・・・」

そうなんですよ、昨年帰る時に使用した駅じゃないですか(笑)
1年前の記憶を辿りながらスタジアムへ徒歩15分くらい。
川沿いを風に打たれながらトボトボと店長チーム、しかい犬の糞が多い。
道端にあそこにもここにもあっちにも・・・
さながら地雷源ですよ、昨年は誰かが餌食になってた・・・

15時試合開始、スタジアム到着は12時30分。
昨年と同じBARにてパニーニ&コーラを食す。
昨年いた兄さんは見当たらずオヤジさんは覚えていない様子、奥さんはアレ?って顔
店内にてスロットゲームを(笑)
10ユーロが20ユーロになりました。普通にお金が出てきてビックリ。
イタリアの女神が微笑んだ瞬間でした!

店外に出てしばらくマッタリ日向ぼっこうをしているとH君より電話がかかってきました。
彼らも同じ電車でジェノバに来ていたようです。
店長よりもギリギリで乗車したようです(笑)
んな訳でH君達待ちです。
川沿いの塀に乗りふと思い出してました。
この通りでは昨年ウルトラ達と警官隊の衝突を見て実は一番印象に残っている場所です。
飲んでいたビール瓶を警官隊に投げつけてました・・・
店長ドン引きの瞬間でした。(今だからこそ笑えますが)
トイレを借りに先程のBARへ戻ると居ましたよ〜昨年の兄さんが!
俺を見て思い出したのか、あげたステッカーの事をなんか言ってました・・・なんかね・・・

N&H君とも合流し今日一番問題のチケット確保です。
昨年に比べ周りを見渡せどダフ屋らしき人は見当たらない・・・
反対側のCURVAは当日券あるのにね〜
O君がキョロキョロしている兄さんにチャレンジ!
なかなか話しが編み合わないのか話が終わらない様子、すかさず店長も参加!
店長「ノッ、ビリエット!クワトロ、クワトロ」(チケが無いんだ4枚4枚)
ダフ兄「クワトロ?クルヴァ?」(4枚?ゴール裏?)
店長&O「シィ〜シィ〜」(そうそう)
ダフ兄「・・・・・アスペッティ」
待てって事か・・・早口には参る・・・
買い物もしたいからとりあえず2人を先に入れてくれと紙に書いてダフ兄さんに見せたらば本当に理解したか付いて来いとの合図。
この直前にダフ兄さんは当日券販売所の爺さんとなにやら話し合っていました何故か解りました。
入場ゲートのチケットモギリに先程話し合っていた爺さんが居るじゃないですか!
ICカードを掲示し店長達の分をパンチ抜きして爺さんのウィンクと同時に入場成功!
胸を撫で下ろす間も無く2階席にダッシュ・・・(そんなにスピード出ませんが)
2階席のゲート内で昨年と同じくウルトラグッズ販売所発見!
息を切らせている店長の顔を見て苦笑いのTITOメンバー達、すかさず買い物買い物!
衣類系は店長が、マフラーはO君が担当。
ふと見ると販売している面々は昨年と同じ人達、買い物をしている最中にメンバーも自分に気付き和やかな空気が流れてました!
O君「マフラーは1人1本だそうです。」
店長「んなアホな!んじゃお釣り持ってて!」
衣類を買った姉さんに
店長「マフラー3本!」
姉さん「OK!」
あれ?・・・良いの?・・・マフラー担当兄さんからは質問が!
兄さん「去年の奴らは元気にしてるか?」
そういえば昨年の仕入で記念写真まで一緒に撮っていたB君の事かと聞くとそのようです。
店長「元気元気!」
お互いが満足した?買い物が終了し今度は撮影です。
昨年はコールリーダーに近い場所で観戦した為にカメラをまわせなかったので今年は良い場所を発見しました。(音&絵はバッチリでした。)

試合は1-1の引き分けでこれまた2試合連続でホームチームの歓喜を聞けずじまい・・・
足早にスタジアムを去りこれまた帰りも店長チームとN君チームはバラバラに行動!
ジェノバの駅には現金の使用できる切符販売機が無く窓口購入。
窓口では乗換えする切符を買わされる・・・ひどい・・・
一駅先の駅からはミラノ行きが出てるからそこに行けとの事・・・
仕方なく言う通りにしてみたが・・・・一駅先で降りたら何処ここ???
数人に聞くも店長はわかんね?????迷子か????
降りた駅に戻ると既に人は掃除のお爺さんのみ(苦笑)

ホームの逆方向へ歩いてみる事にするとここで女神が降臨!
イタリア人の綺麗なお姉様が前から歩いてくるじゃないですか、人影無いホームなので怪しまれない様に笑顔で話しかける。
店長「スイマセン、ミラノに行きたいのですがこの駅はどう行くのですか?」
最初は険しい顔をしていた彼女でしたが直ぐに笑顔で
女神「ついてきなさい!」たぶんそう言った。
迷路の様にエスカレーターを乗り継ぎ5分くらい歩くと目的場所に到着。
???来た事あるぞココ・・・昨年降りた駅です。
ココならわかるからと伝えようとしたら女神はなんとインフォメーションにまで詳細を聞いてくれている!
女神「切符に時刻を入れているから払い戻しはできないわ!1時間待つしかないわね」
切符には1時間後の列車名が入っていて打刻してあるので10分後の列車には乗れないとの事・・・窓口のおばさん・・・頼むよ・・・・
お礼を言うと女神は振り向くことも無く颯爽と去っていきました。
名前すら聞いてないのに・・・

O君と相談し10分後の電車に乗ってしまおう!席は適当に探せば良いだろうと・・・
列車に乗ってしばらくすると検札のおじさん登場、店長達の切符を見てノーリアクションで去っていきました・・・何でも有りなんだ(笑)
無事ミラノに到着しホテルフロントで待望のO君のアディダスバックが届いてました。
笑顔&ハイテンションのO君に店長タジタジでした。
振り返ると今日は良い事ばかり、チケット確保に優しい女神との出会いアディダスバックの帰還、今日はイタリアが微笑んだ1日でした。
しかしイタリアの牙がその時を待っているのも知らず店長は深い眠りにつくのであった。

 
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